FEATURE

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20:00 24th September 2012 @Tokyo

デザイナー、有働氏による渾身のクリエーションである「FACTOTUM」。

去る9/24（月）に発表された13SS「Working and Thinking」コレクション。

イメージソースは、エリック・ホッファー（Eric Hoffer）の「波止場日記」。

ニューヨーク出身の社会哲学者であるホッファー。
そんな氏が、サンフランシスコの波止場にて1958年から1959年の間、沖仲仕（船から陸への荷揚げ荷下ろしの荷役）をしながら綴った日記が「波止場日記」です。

開放的で色彩鮮やかな美しいサンフランシスコ。
ホッファーが、1日の大半を過ごした波止場と図書館からインスパイヤーされたコレクション。

どうぞ。

いかがだったでしょうか？

ワークスタイルを見せた部分では、スプレーで身頃を汚したようなデザインや太いボーダー。
ブリーチで斑染めしたデニムなどのアイテムが登場。

反対に、インテリジェンスを表現した部分では、コットンのスーツやトレンチコート。
ブロードのシャツ、スカーフも印象的。

ひとつひとつのルックの色の配分も絶妙なるバランス。
なお、スタイリングは島津由行氏が担当。

日雇い労働をしながら、勉強や執筆活動を行っていたというホッファーのスタイルを見事に表現したコレクション。

ぜひ、ご期待ください。

( M )