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A legendary rock band called "The Velvet Underground"

毎シーズン、音楽的感性からテーマを掲げるBEDWIN & THE HEARTBREAKERS。
今回は60年代のロックバンド｢The Velvet Underground｣からインスパイアされたコレックション。

｢The Velvet Underground｣...
アメリカのオルタナティブロックにおいて伝説的なバンド。
後のデヴィッド・ボウイやセックス・ピストルズに多大な影響を与え、ロックの芸術性という面でも大きく貢献した存在として知られる。

1965年ヴォーカル・ギタリストのルー・リードとベースのジョン・ケイルと共に結成されたThe Velvet Underground。
その当時、マンハッタンのダウンタウンを拠点に活動していたところをアンディ・ウォーホルの目に留まった事によって大きく変わっていく。

ウォーホル自身が企画していた音楽・ダンス・フィルム・照明・そして聴衆をも巻き込むマルチメディア・イベント「エクスプローディング・プラスティック・イネヴィタブル」に出演。
それをきっかけにニューヨークのヒップな人々に熱狂的に受け入れられる事となる。

その後、ウォーホルのプロデュースの下ドイツ人ヴォーカルの｢ニコ｣が加わり、アルバム製作へと進んでいく。
1967年、｢ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ｣でデビュー。
その当時には商業的な成功はなかったが、現在ではウォーホルによるバナナのデザインのジャケットはあまりにも有名な名盤として知られている。

その後、メンバー間のぶつかり合いにより1973年解散してしまう。

彼らの特徴は、内省的かつフリーキーなサウンドと、性におけるタブーや薬物など人間の暗部を深く鋭くえぐった歌詞、そしてショーとして見せる彼らのスタイルにもあった。

アンディ・ウォーホルのファクトリーに集まった個性豊かなメンバーはアヴァンギャルドを体現する音と歌詞で街のヒーローとなり、、
スタイルは細身のシルエットと黒い服、色彩は絵や音のみで表現された。

そんな彼らが持っていたシンプルながら奥行きのある｢黒｣、、、

今回、BEDWINが追求したのはそんな｢黒｣の可能性。
素材使いにより表情を変え、レイヤードの中に深い立体感を表現したコレクション。

全ての色を合わせれば最後にそれは｢黒｣となる。
それをそれぞれの感性で身にまとう時、その服は｢I'll be your mirror｣、、、あなたを映す鏡となる。