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#010

The dialy of our Paris days for buying 12A/W season.-Pt.2-

The dialy of our Paris days for buying 12A/W season.-Pt.2-

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The 3rd & last day in Paris.

パリの朝。
この日は月曜日という事もあり、昨日より賑やかな朝。
街全体から、活気を感じます。

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パリ市民の足、「Metro de Paris」(地下鉄)。
市内を東西に横断する1号線が開通したのは、今からおよそ100年ほど前。

劇的な変化ではなく、長い歴史の上に少しずつ新しいモノやコトが加わる。
この感覚、好きです。

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昨日に引き続き、まずはマレ地区へ。

Metroの駅を出ると、目の前には日本でもお馴染みとなった「merci」。
Bonpoint夫婦プロデュースによる新感覚のセレクトショップ。

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寄り道癖ある僕ですが、、、ここは、グッと我慢して、、、
まずは、ADAM KIMMELのショールームへ。

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ADAM KIMMEL
1979年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。
建築学を専攻していた大学時代に転機を得て、デザイナーへと転身。
イタリアにて、最上級のカットやパターンなど本格的な服作りを会得。
2005年にニューヨークコレクションにてデビュー。

ADAM KIMMELは2つのプロダクトから構成されています。
ひとつは、「ADAM KIMMEL」。
そしてもうひとつは、「ADAM KIMMEL×carhartt」。

120年以上の歴史を有する「carhartt」社。
もはや説明不要といった感もあるワークウェア界の老舗名門ブランド。
その長い歴史の中で、脈々と受け継がれて来た哲学からは揺るぎない強い信念を感じます。

そこに、「ADAM KIMMEL」の感覚を加えた「ADAM KIMMEL×carhartt」のコレクション。

来シーズンのMEMPHISのオススメは、ズバリッ!!
やはりこの「ADAM KIMMEL×carhartt」のコレクションですっ!!

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中でも、最注目すべきはこのセットアップスタイル。
(写真は、コットンキャンバス素材。)

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当然ながら、ここで個人的にオーダーを、、、
別素材のウールフェルトも気になります。

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来シーズンの「ADAM KIMMEL×carhartt」のコレクションに、ぜひご期待くださいっ!!

続いて、「BLEU DE PANAME」のショールームへ。

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趣あるファザード、、、

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そもそも、「BLEU DE PANAME」って、、、

オーベルニュ出身のクリストフとトマが手掛けるプロダクト。
「BLEU DE PANAME」のルーツは、このオーベルニュにあります。
かつて産業の少なかったこの町の人々は、パリに上京し水や石炭を運ぶ仕事に従事していました。
その仕事ぶりから、「働き者のブーニャ」と呼ばれるようになりました。
そんな彼らが着ていたワークウェア群。
これこそ、「BLEU DE PANAME」の源なのです。

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今回も、独特なシルエットを有するキャロットパンツや、デニムシャツなどなど。
オーベルニュへのオマージュを感じさせる彼らの最新コレクション。
お楽しみに。


来シーズンより、MEMPHISに初登場予定の「S.N.S. HERNING」。
その歴史は古く、1931年にデンマークにて創業したニットウェアブランドです。

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長い年月の中で培われてきた伝統技術を駆使し、生み出される高品質のニットウェアの数々。

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要注目です。


マレ地区を離れ、少し場所を移動。
その道すがら、、、このウィット、嫌いじゃないかも。

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この日の最後は、「Maison Martin Margiela」。
馴染みの扉が、お出迎え。

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「白」を基調としたショールーム内。
漂う独特の空気感は、Maison Martin Margielaならでは。

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様々な国から集ったバイヤーの方々も、綿密に打ち合わせを繰り返しバイイング。

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「Camel」を素材やカラーで表現した12A/Wシーズン。

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温もりある素晴らしいコレクション内容でした。


超濃密なパリのスケジュールも、これで無事終了。
非常に収穫多い内容で、ホッと一安心。


帰国の朝。
冬のパリは夜明けが遅く、まだ薄暗い朝。

空港までタクシーにて。
ライトアップされた凱旋門も素敵です。

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空港に着いた頃に、ようやく朝陽。

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なんとなく、心地よい気持ちになってしまいますよね。

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それでは、また半年後。



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